クイズラリー①
【答え】 A ナンテン
【解説】
A ナンテン(南天)は、「難を転ずる」といって縁起の良い植物として、よく玄関口や戸口に植えられてきた植物です。夏の初めに白い花を付けますが、よく目立つのは秋から冬にかけて赤い実がなる頃です。切り花にしても緑が長く続くため、お正月飾りや生け花にもよく使われています。赤い実には野鳥も集まり、鳥のフンによって自然と種が運ばれることもあります。実には咳止めの効果もあり、のど飴の材料にも使われています。秋には紅葉も楽しめます。
B マンリョウ(万両)は、冬に付ける赤い実と、濃い緑のコントラストが鮮やかな小低木です。縁起の良い木とされており、子孫繫栄、商売繫盛、豊年満作につながり、お正月の時期に縁起物として人気があります。
C センリョウ(千両)も、冬に赤い実(黄色の実の品種もある)を付ける常緑小低木です。お正月の縁起物として切り枝なども人気があり、庭植えや鉢植えでの鑑賞用としても広く栽培されています。
※マンリョウとセンリョウの見分け方は、実の付く場所の違い。マンリョウは葉の下側に幹を取り囲んで実を付けますが、センリョウは枝の先端に実の塊を付けます。